コマツ元社長の「華麗なる終活」から学ぶべきこと

 

終活トータルガイド、
生き方のお片づけアドバイザー、
心理カウンセラーのトミザワです。

「まねできない終活」
コマツ元社長が笑顔で生前葬

という記事が目にとまりました。

興味本位の報道は
仕方のないところながら、
学ぶべき点も多いと感じたので、
まとめてみたいと思います。

 

コマツ元社長・安崎暁さんについて

記事で取り上げられているのは、
コマツで1995年から2001年まで
社長として陣頭指揮をとっていた
安崎暁(あんざき・さとる)さん。

コマツとは、建設機械の分野で
日本1位&世界2位のシェアを誇る
日本を代表するメーカーのひとつ。

社長退任後も会長・相談役を歴任、
引退してからも日中の友交に尽力
するなど広く深く社会に貢献して
おられたそうです。

ところが、2017年10月に
胆のうがんが見つかり、
転移もあったことから
手術不可との診断が
下されてしまいました。

この診断を受けて
安崎さんが考えたのは、
「元気なうちに感謝の会を
開こう!」というもの。

早速、安崎さんは懇意にしていた
日経新聞記者に相談して、
11月20日に「感謝の会開催のご案内」
と題した広告を掲載します。

 

この広告は注目を浴びたので、
ご存知の方も多いのでは
ないでしょうか。

こうして迎えた12月11日、
安崎さん主催の「感謝の会」が
開かれました。

 

安崎暁さんの生前葬について

会は出席者が談笑する和やかな
雰囲気のなか進められました。

正面に据えられた大型スクリーンには
安崎さんの業績を伝える映像が
映し出され、会場の各所に交遊の
広さを伝える写真が飾られるなど
しめやかというよりは
「にぎやか」
な印象を受けるものだった模様。

主賓の安崎さんは車椅子で登場し、
会場を回って1人ひとりと
握手を交わしていたそうです。

 

安崎さんの生前葬に学ぶこと

このニュースを見聞きして、
「セレブだからできるんだよ」
と僻んでしまうのは早計です。

安崎さんが生前葬を思い立ったのは、
手術できない病状診断を受け、
不要な治療を受けないと決断、
元気な姿のうちに交流のあった
人たちへ「感謝の気持ちを伝えたい」
ということがきっかけでした。

その「気持ちを伝える」規模が
大きかったので目立ちましたが、
一般人でもこの想いはさほど
変わらないはず。

話せる状態じゃなくなってから、
意識がはっきりしなくなって
からでは遅いのです。

「弱ったときのことは
気が滅入るから考えない
ようにしている」

という方も多いでしょう。
でも、「あー、やっておけば
よかった…」と思わないと
断言できるでしょうか?

弱ったときに後悔するほど
残念なことはないのでは
ありませんか?

「元気なうちに
気持ちを伝える」

安崎さんの一見ハデに見えた
生前葬パーティーも、
個人ができる
「後悔しない人生の閉め方」
の延長上にあるものだと
思います。

もちろん、誰もが会場を
借りるようなハデな会を
開けないでしょうし、
その必要もありません。

そんなときには、
季節の挨拶をしたためた
ハガキ1枚を出すのも
いいでしょう。

また、想いを綴れる
エンディングノートを
書き始めてみる、
というのもおススメです。

終活トータルガイドのような
ご相談に応じられる者も
増えているご時世です。

自分なりの「生前葬」的な
想いを伝えるきっかけを
ぜひ作ってみてください。

 

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