自殺対策にLINE(ライン)は効果があるのかの検証が(ようやく)始まったようです

 

大阪で、厚生労働省から委託を受けた認定NPO法人がLINEを使った自殺対策相談を試みたというニュース。

 

 

LINEで相談を受たのは、認定NPO法人「国際ビフレンダーズ大阪自殺防止センター」

ほかのニュースソースも見たのですが、このLINE相談は継続したものではなく、短期間の実験的なものだったようです。はっきり書いてある記事がないので詳細不明。

実施されたのは2018年3月のようで、相談員にはLINE利用者を考慮した心理学を学ぶ大学生を起用。

1ヵ月の相談期間内に60件の相談が寄せらたともこと。

相談者は10代から20代が8割。これに対して、同団体が実施している通常の電話相談では40代から60代が中心ということなので、ひととおりの効果はあったようです。

こちらの記事のほうが詳しいかも(LINEで相談、自殺防止へ|共同通信社)。

確かに電話よりもLINEのほうがハードルは低くなることは想像できます。

文字化することで冷静になれるという効果も期待できそうです。

相談員の物理的な負担も、デジタル・コミュニケーションのほうが少ないのではないでしょうか。

もちろん、「対面」や「声を聴く」ということが重要であることは理解できますが、入り口やきっかけとしてのLINEやネット伝言板のような存在の役割も、もっと更新されるべきではないかと。

さらに、カウンセラーの文字選びスキルの向上も、かなり重要になってくるのではないかと思います。

 

 

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