【ひとりごと】人間はなぜ苦労を求めようとするのかを考えてみたら

 
北川八郎師によれば、楽しい時間は早く過ぎ、辛い時間が遅くすぎるそうだ。

確かにそのとおりだと思う。

そう考えれば、楽しい人生は早く終わってしまうことになる。

それを恐れて、わざわざ自分の人生をもっと長引かせたいがために、苦労を背負い込むのではないだろうか。

それがたとえ楽しくない人生になるのであっても。長引けばまた、束の間の楽しさに浸れるかもしれないから…。

しかし、目先の(あるやなしやの不確かな)楽しみのために人生を引き延ばそうというのは、無限地獄のようなものではないだろうか?

また、人間界とは修行の場であるとの例えからすれば、楽しく早上がりできることが徳であり、長引かせることは不徳が招く因縁とも言える。

末期に笑って、あっという間の人生であったと言える身になりたい。

 

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