2018年3月14日
【ひとりごと】人間はなぜ苦労を求めようとするのかを考えてみたら
北川八郎師によれば、楽しい時間は早く過ぎ、辛い時間が遅くすぎるそうだ。
確かにそのとおりだと思う。
そう考えれば、楽しい人生は早く終わってしまうことになる。
それを恐れて、わざわざ自分の人生をもっと長引かせたいがために、苦労を背負い込むのではないだろうか。
それがたとえ楽しくない人生になるのであっても。長引けばまた、束の間の楽しさに浸れるかもしれないから…。
しかし、目先の(あるやなしやの不確かな)楽しみのために人生を引き延ばそうというのは、無限地獄のようなものではないだろうか?
また、人間界とは修行の場であるとの例えからすれば、楽しく早上がりできることが徳であり、長引かせることは不徳が招く因縁とも言える。
末期に笑って、あっという間の人生であったと言える身になりたい。