断水続く静岡県のボタンの掛け違いは解消できるのか?【ニュース拾い読み】

台風15号による記録的大雨の影響で静岡市清水区の約6万3千世帯が断水している問題で、静岡市は28日、ほぼ全世帯で10月5日までに給水が再開できる見通しになったと明らかにした。約3万世帯では28日から飲用も含め水道が利用できる。道路寸断による孤立世帯の解消も進んだ。

静岡市によると、水道施設の取水口に詰まった土砂や流木を撤去する作業が陸上自衛隊の協力を得て終了。10月2日には市内の大部分で断水が解消する予定。水道橋の崩落が原因で断水していた地域も同5日には給水できる見通しという。

土砂崩れによる道路の寸断などで孤立していた600世帯に関し、復旧作業が進み、一部を除いてほぼ解消した。橋の崩落などにより静岡市の16世帯がなお孤立状態となっている。

静岡県では、静岡市の山崩れで送電鉄塔が倒れるなどして、24日に最大10市町の計約12万戸が停電。別のルートでの迂回送電により大部分は解消したが、中部電力によると、28日午後6時時点で島田市などの計約90戸で停電が続いている。

台風15号の影響による静岡県の断水被害は、
興津川の取水口に流木や土砂が詰まってしまったため。

発生⑤日目でこれらの除去作業が進み、
2つの地区で解消されたものの、
いまだ断水が続いている一部地区が残っている。

最も復旧が遅くなると見込まれている「富士見ヶ丘ブロック」では
30日に生活用水が供給される見通し。
生活用水というのは飲料水とは異なる。

この生活インフラの復旧遅れについては、
静岡県知事と静岡市長の「確執」によって
引き起こされたとする報道もあるようだ。

静岡市の田辺信宏市長は
2021年6月の静岡県知事選に出馬する現職の川勝平太氏について
「自分の正しさを主張し過ぎる。相手の主張にも耳を傾けてもらいたかった」
とリニア新幹線工事に反対する県知事を揶揄。

この前段には、川勝氏が市長選で対抗馬を応援。
田辺氏が三選を果たしたという因縁が絡んでいると憶測される。

確かに川勝知事は「リニア反対でダムに甘い」と言われるような
脇の甘さが感じられたりしていますね。

さて、これを教訓に災害対策のレヴェルをアップできるのか。
期待して注視したいと思います。

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