2022年10月17日
基礎年金保険料納付期間が40年間から45年間に延長されるようです【ニュース拾い読み】
共同通信
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国民年金、納付45年へ延長検討 受給水準の低下食い止め | 共同通信
政府は国民年金(基礎年金)の保険料納付期間を現行の20歳以上60歳未満の40年間から延長し、65歳ま...
政府は国民年金(基礎年金)の保険料納付期間を現行の20歳以上60歳未満の40年間から延長し、65歳までの45年間とする検討に入った。自営業者や、60歳以降は働かない元会社員らは負担が増す。企業の雇用延長などで65歳まで働く人は現在も保険料を払っており負担は変わらない。今後の高齢者急増と、社会保障制度の支え手である現役世代の減少を受け、受給水準の低下を少しでも食い止めるため財源を補うのが狙い。関係者への取材で15日、分かった。
https://nordot.app/953983306403151872
長寿化と財源の確保の観点から、
国民年金(基礎年金)保険料の納付期間が
延長されるようです。
これは、皆保険制度の1階部分のみの人、
つまり自営業者や60歳以降に退職して
社会保険料を納付しなくなった人が対象。
ボリュームゾーンであるベビーブーマーたちが
受給しなくなるまでのあいだ(20年ぐらい?)、
現役世代の負担を少しでも軽減し、
年金の目減りも減らすために、
やむを得ない施策かもしれません。
ベビーブーマーたちが去ったあとも、
現役世代のボリュームが減っているので、
状況は改善するわけではありませんが。。。
この件については、
厚労大臣の諮問機関である
社会保障審議会が月内(2022年10月)に
議論に着手する予定だそうです。
これを受けて政府は2024年に結論を出し、
2025年の通常国会に改正法案を提出すべく
準備を進めるということです。
個人的には、2025年に65歳を迎えるので、
社会保険料を含めてどのように制度変更
されるのかに注目していきたいと思います。
おそらく、2階建ての2階部分にも
変更があるのではないかと思うので、
継続してウォッチングしていきます。