安易な声がけに気づきを与えてくれた漫画〜「天国から見てくれてるよ」が苦しかった。亡き母の友だちの温かい言葉に救われた話【漫画】

「お悔やみを申し上げる」という常套句にずっと違和感があったのですが、とりあえず「言っておけば良い」という思考停止であっても、言わないよりは言ったほうが「常識のある人」的なイメージなのかと思っていたこの問題。

自分の経験でも、親が亡くなったときにいろいろな人からいろいろな言葉をかけられて、いろいろな想いがよぎったのを思い出しました。

「天国から見てくれてるよ」が苦しいという感覚は、当事者が全般に感じるものではないとは思うのですが、もし反応するのであれば即アウトなNGワードだったりすることが、言われてみればわかる。

そう、その「言われてみれば」が重要で、それを回避する配慮よりも、そういう想いを打ち明けられる関係や機会(相手)があること(いること)、それを真摯に受け止めて再発させない感性が重要なのではないかな、と。

先回りして「いわないようにする」という配慮は、日本にはびこりやすい自主規制につながりやすいので、この問題の解決にはなりにくいと思うんですよね。

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