日本が世界に示しうる「死への向き合い方」とは?

クーリエ・ジャポンにアップされていた「フランス紙が注目する日本の「在宅看取り」──穏やかに死を迎えるという選択肢」という記事。

クーリエ・ジャポンというのは、講談社が発行するオンライン雑誌で、フランスで1990年より発行されている週刊新聞『クーリエ・アンテルナショナル』(Courrier International)にヒントを得たものなのだとか。

外国人を読者に想定して書かれた外国メディアのニュースを日本人に紹介するという手法をとっていて、この記事はフランスのル・モンド誌から転載しています。

記事は、小堀鴎一郎氏の著書『死を生きた人々』の仏訳版が出たタイミングで、世界が高齢化最先端の日本の「死への向き合い方」に注目しているというテーマ立てで綴られています。

「世界一寿命が長い国」として注目される日本は、いよいよ“ピンピンコロリ”のハードルが上がり、その“助走期間”も長くなるからこそ「どうするの?」と注目されているわけです。

“健康長寿国”は“長寿国”とイコールにならず、その状態で寿命が延びれば、健康保健を司る国家財政への負担も大きくなります。

「真っ当な死」というのは国や地域ごとそれぞれの習慣や宗教観によって異なると思いますが、総論としての“QOLと尊厳的な死”には、国境はない、のではないでしょうか。

そもそも小堀医師が(定年をきっかけにではあったものの)“地域医療”に目覚めた背景には、治す医療と看送る医療の違いを肌で感じ取ったゆえなのでしょう。

そしてそれはまた、日本に住む私たちが“自分事”として選択していかなければならないという現実であり、改善すべき努力目標でもあるのです。

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