築地本願寺さんが終活に向けて動き出しています!
そもそも築地の場外市場と浅からぬ縁がある就活マネージャーの富澤英一です。
「ひらけ!築地本願寺。」というキャッチコピーに驚きました(笑)。
このコピーのあるサイトはこちら。
このサイトによれば、築地本願寺は創建400年にして大きく変わる、ということです。
築地本願寺の終活時代に向けたプロジェクト
基本的な理念は「みなさまがふと立ち寄ってみたくなく」という寺院を作るというもの。
これよより、大幅にサイトのアクセシビリティが変わっているようです。
「くらし」「学び」「カフェ」「お墓」というカテゴリー分けをして、アクセスするユーザーに判断を迫るという、プッシュ式のコンテンツ構成です。
このなかで注目した区のが、「築地本願寺ラウンジ」という、人生サポートをテーマにしたサイト。
築地本願寺では、「もっとひらかれたお寺」をめざさなければならないという危機感を抱き、このサイトを立ち上げたことを公言しています。
そのあらたな取り組みとは『「寺と」プロジェクトというもの。
ここで、一般的な寺院であった築地本願寺が、あくせくのチャネルを増やしている組織であることを自ら暴露しているのです。
具体的には、信者未満である対象者に対して、魅力的な提案を積極的に発する、ということです。
昨今の「終活ブーム」に載っている感は否めませんが、受け入れ体制が整っている点で、築地本願寺の優位性は無視できるものではありません。
終活業界の危機感について
案の定、終活業界ではこの築地本願寺というブランドが動き出したことに、危機感を抱いているようです。
この記事では、築地本願寺事態の危機感が、こうした取り組みへ動く後押しになっていたというもの。
確かに、見せかけのIT化だけではファンを増やすこともマネタイズも難しいという認識が、プッシュ式のコンテンツへの進出に踏み切る決断をさせたのでしょう。
あとは宗教法人という組織がそうしたビジネスや金融的な信用度に耐えられるシステムを早急に準備できるのかという点が気になります。
そうした問題はほかの終活業でも同じことなので、さらに勉強していきたいと思います。