2018年3月16日
スウェーデン式「死のお片付け」に学びたい遺族目線の断捨離の大切さ
スウェーデン発祥の断捨離方が話題になっているようです。
スウェーデン語を直訳すると、「死のお掃除」となるこの方法。
ポイントは、遺品整理のように残された遺族がするというものではなく、遺す側の自分が、死んだ後のことを想像しながら整理するところでしょう。
自分が自分の持ち物を整理する、断捨離では、それを取っておく基準として、ときめくかときめかないかというような、自分の感情的な部分にフォーカスすることを勧めています。
でも、死んだ後の断捨離の場合は、ときめくかどうかを判断する“自分”はもういませんよね?
つまり、ときめくかどうかを判断するのは遺族なんだから、その立場に立って整理品を仕分けしてみましょうということです。
「死のお片付け」のまとめ
終活は面倒なことも多いので、ついつい自分事を中心に考えてしまいがちです、しかし影響は、遺族を含めた「そのほかの人」=周囲の関係者のほうがはるかに大きいもの。
スウェーデン式の「死のお片付け」は、日本の「立つ鳥跡を濁さず」に通じるものがあると思うので、参考にしてみたいと思います。