2022年6月28日
【終活情報】老後資金の運用にも断捨離が必要です
若いころから備えあれば憂い無しなのは当たり前、なのでしょうか?
円の価値がどんどん失われ、労働環境も流動化が止まらないいま、いや、これから、その「備え」は果たして安心できるのでしょうか?
もちろん、FPは現状を分析して、最適解を与えてくれる頼もしい存在です。
ただ、その最適解は「いま」という限定条件付きなのです。
それがわかっているFPは、「また5年後にライフプランを見直しましょうね」と助言してくれるのですが、それはつまりその時点での最適解が5年ぐらいで役に立たなくなるということです。
この記事でも、年代別に運用のポイントを説いていますが、注意深く読んでみると、「iDeCoの通算加入期間に注意」とか「つみたてNISAも検討」して「リスク低めの堅実な運用を」など、「攻め」よりも「守り」を意識した運用法へとシフトしていますね。
サラッと読み流してしまうと、50代では「貯まっている」ことが前提なのかなと思いますが、貯まっていればiDeCoだNISAだと心配する必要はないわけで、致命的な損失を招かないことを優先すべき、という教えなのだと思います。